アトピーを本当に克服したいなら

真実の克服理論を公開し、現医療の裏側を暴く

VOL-12『アトピー発症の本当の原因』【ノーベル賞レベルメソッドの伝授】

アトピー克服ノーベル賞レベルメソッドの伝授】と題して、2016年より会報や他のアトピーサイトコラムなどに投稿してきました。最近は、すべての理論は書き尽くして、最近発せられるアトピー関連プレスへの批評のみとなってきたので、再度メソッド投稿をすることにしました。お子様の克服のための参考となれば幸いです。

 

 

ノーベル賞レベルメソッドの伝授】
VOL-12『アトピー発症の本当の原因』



みなさん、こんにちは。


アトピー完全克服理論
ノーベル賞レベルメソッド」開発者の


赤嶺 福海です。


さて、今日からいよいよアトピー発症の根本原因について
詳しくお話していこうと思いますが、


まずは私がどのようにして本当の原因を突き止めるまでに
至ったのかをご説明していきます。

VOL-12◆アトピー発症の本当の原因

メルマガ第2回目、第3回目でもお伝えしましたが、
アトピーを発症したり、難治化したりする大きな原因の一つに
ステロイド剤やプロトピック軟膏等の長期使用があります。

しかし、これが原因の一つに過ぎないことは、
日本で生まれる赤ちゃんの4人に1人が生後間もなくから
アトピーを発症させている事実からも明らかですね。

では、まっさらの状態で産まれたはずの赤ちゃんの体に
一体どんな異変が起こっているのでしょう?


遺伝だけでは説明できないことは、
アレルギー体質でないご両親からアトピーの赤ちゃんが生まれ、
逆にアレルギー体質のご両親から健やかな肌の赤ちゃんが生まれる
ということからも推測できると思います。


私は、これまで32000件を超えるアトピー相談を受け、
その中での聞き取り調査から、この原因を突き止めました。

以下が、発症年代別の聞き取り内容です。

◆生後まもなく発症した赤ちゃんのご家族からの聞き取り
(1)出産前に産道殺菌のために「膣抗生剤」を投与された
(2)黄体ホルモンの投与があった
(3)帝王切開だった・切迫早産となった
(4)母親がアトピー性皮膚炎だったり、過剰なストレスがあった
(5)妊娠中に性交渉がなかった
(6)出産後1ヶ月以内に抗生剤投与があった
(7)黄疸診断があり紫外線照射を行った
(8)ステロイド処置と保湿剤処置を行った
(9)ご両親・祖父母のアレルギー暦のない方が多かった
(10)10件以上医者を歩き回ったが納得のいく説明がなかった

◆1~2歳から発症した保護者からの聞き取り
(1)少しの湿疹にステロイド剤を使用した

(2)風邪ひきに抗生剤を長期間使用した

(3)保湿剤を長期間使用した(特に冬場)

(4)環境変化(引越しや異常気象、暴力等)による自律神経異常

(5)離乳食により発症

(6)砂糖の大量摂取

(7)牛乳の大量摂取

(8)長時間の入浴

(9)喘息で吸入したステロイド薬の影響で皮膚まで発症した

◆3歳~第二次性徴期前に発症した保護者からの聞き取り
(1)湿疹や虫さされ、火傷にステロイド剤を使用した

(2)風邪引き毎に抗生剤を長期に使用した

(3)砂糖(ケーキやスナック菓子等)の継続摂取があった

(4)牛乳をがぶ飲みしていた

(5)長時間入浴が多かった(特に冬場・・親も進めた)

(6)スイミングに通って皮膚が弱くなり、ステロイド処置

(7)環境変化(引越しや異常気象、暴力等)による自律神経異常

◆第二次性徴期以降に発症した方からの聞き取り
(1)いじめにあっていた
(2)受験ストレスで発症した
(3)就職時期に発症した
(4)恋愛関係のストレスで発症した
(5)家族ストレスで発症した
(6)会社勤めによるストレスで発症した
(7)ステロイド剤処置以降改善しなかった
(8)洗顔のし過ぎで顔が赤くなりステロイド剤処置し治らない
(9)風邪引きが多く抗生剤処置が続いたことで発症
(10)ピーリングエステをして発症し戻らない
(11)妊娠して発症した(昔から少し症状はあった)

この聞き取り内容で、まず私が注目したのが、


0歳児から発症した子の母親の大半が、
産前産後に病院処置を数多く受けていた。
一方で、1歳以降に発症した子の母親の大半は、
そのような処置を受けていなかった。

という点です。

つまり、0歳児の最大の発症原因はそこにあり、
病院処置によって、母体と赤ちゃんの体内で
なにが起こったのかを探れば、
アトピーの根本解決に繋がるはずだと考えたのです。


その答えは、健康な赤ちゃんとアトピーの赤ちゃんの便を
それぞれ検査していくことで明確に見えてきました。
腸管内には多くの細菌が棲息しているのですが、
アトピーの赤ちゃんから採取した便は、
有用菌群の一種である乳酸菌が極端に少なく、
雑菌群が多く繁殖していました。


なんと生後間もなくから、腸内環境のバランスに
大きな乱れが生じていたのです。


本来、生まれたばかりの赤ちゃんの腸管には
たくさんの乳酸菌が棲息しています。
でもお母さんのお腹の中は無菌ですから、少し不思議ですよね。

実は赤ちゃん達は、生まれてくる際に
お母さんの産道を通して乳酸菌を受け取るのです。


赤ちゃんはその乳酸菌を受け取ることで免疫を確立させ、
この雑菌社会で生きる条件を、生まれた瞬間から作り出すのです。
しかし……その大切な産道に抗生剤を投与すると、
雑菌群と共に乳酸菌などの有用菌群も排除され、
赤ちゃんはお母さんの乳酸菌を十分に受け取れない状態で生まれます。
結果、生後まもなくから免疫機能が乱れ、
アトピーを発症したと考えられるのです。


また、帝王切開の場合も産道を通過しないため、
乳酸菌を正常に受けられませんから、
分娩室の環境にもよりますが、

アトピー発症の確率は高くなります。


さらに、


お母さん自身がアトピーである場合も注意が必要です。
彼女たちの腸管内に棲息する乳酸菌は、アトピーでない方の
100~10000分の1ほどであることが便検査で分かっています。
腸管と産道の菌は繋がっているので、
当然出産時にも乳酸菌の移譲が不十分となり、
赤ちゃんもアトピーになりやすくなります。
けれども妊娠中に正しい腸内細菌整備を行っていれば、
お母さんがアトピーであっても
赤ちゃんはアトピーになりにくくなるのです。


つまり、


0歳から発症する乳児アトピーの原因は
遺伝と関係なく、妊娠中に産道と腸管の
整備を心がけることで十分回避できるのです。


けれども、注意すべき点は産後にもあります。
赤ちゃん自身への抗生剤投与や紫外線治療などによって、


せっかくお母さんから受け取った乳酸菌を減らされたり、
肌バリアを形成する皮膚常在菌を減らす恐れがあるからです。


さて、説明が長くなってしまいましたが、


以上の流れから、


0歳児のアトピーの一番の原因が

腸内環境の乱れにあると考えた理由は
理解していただけたと思います。


では、


1歳以降からの発症の場合はどうでしょうか?


改めて1歳以上~成人の方々の
聞き取り調査に目を通していきますと、


抗生剤やステロイド剤の長期使用、生活習慣の乱れ、
過剰なストレスなどが共通項目として浮かび上がってきます。


そしてこれらの全ても、結果的には腸内環境の乱れと
皮膚常在菌のダメージに直結しているのです。


つまりアトピー性皮膚炎は、

腸内と皮膚に棲息する有用菌が極端に減少することで起こるのです。
症状が出ている皮膚だけを薬剤等でケアしていても
治らないケースが多いのは、実は当たり前なのです。


では、腸内や皮膚の有用菌が極端に減ると、
体や皮膚にどんな影響を及ぼしていくのでしょうか。


その内容は、次回詳しくお話ししていきます。

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発行責任者 
一般社団法人 アトポスSP 赤嶺福海

アトピー性皮膚炎のかゆみの正体を解明 新薬開発にも期待 ~あらら、、、またもや新薬開発? 

アトピー性皮膚炎のかゆみの正体を解明 新薬開発にも期待
~あらら、、、またもや新薬開発の期待ですか?~

まずは、佐賀大学富山大学のプレス内容を確認してみましょう。

佐賀大学のプレス

今回の発表者 出島賢治氏
※製薬会社からの出島教授へ渡ったお金
件数・金額とも飛びぬけて多いのが判る


アトピー性皮膚炎のかゆみの正体を解明 新薬開発にも期待 10年以内に

アトピー性皮膚炎のかゆみの正体を解明したと、佐賀大学の教授らの研究グループが発表しました。患者を救う新薬の開発が期待されます。

◎かゆみの正体は「ペリオスチン

強い「かゆみ」が特徴の「アトピー性皮膚炎」ですが、その「かゆみ」の正体を突き止めたと、佐賀大学の出原賢治教授らが発表しました。
「かゆみを引き起こす原因の一つとしてぺリオスチンという分子が影響していることが明らかになりました」
「かゆみのある湿疹が慢性的によくなったり悪くなったりを繰り返す病気です。さらに、かゆいところを掻いてしまうと皮膚を傷つけて病気が悪化する。そしてさらにかゆみが生じてしまう。そういう悪循環に陥ってしまう」「アトピー性皮膚炎」でやっかいなのが「かゆみ」。その正体がタンパク質のひとつ、「ペリオスチン」だと判明したというのです。

■期待されるアトピー新薬の開発
この「ペリオスチン」は誰もが持っているそうで、骨の成長に関係してどんな人の体内でも作られるタンパク質なのだそうです。しかし「アトピー性皮膚炎」の患者は「ペリオスチン」が過剰に作られ、この物質が神経を刺激することで「かゆみ」を引き起こすというのです。さらに・・・
「かゆみを抑制する阻害する物質も同時に見つけることができた」なんと「かゆみ」を断つことができる物質も見つかったというのです。
そこで今後考えられるのが「新薬の開発」です。これまで行われている対症療法とは違い、新薬ではかゆみの原因「ペリオスチン」が神経を刺激しないよう、根本からブロックできると期待されています。

■「根本から治していける」患者と現場の医師がよせる期待
この発表について「アトピー性皮膚炎」の症状に悩む患者に街で聞いてみました。
20代女性
「根本から治していけるっていうのはすごい安心感もあると思います。とても。希望が持てるかなと思います」
10歳の男児と母親
「寝れなかったり、かいて血が出てまたかゆくてずっとそれの繰り返しだったから、よかったかなって」
「従来は、かゆみは軽減されるが皮疹の症状が改善するまでに至らない薬が主流です。画期的な阻害薬の新薬が生まれる可能性が高い。ぜひ日本初の福音になるような薬が出てくることを期待しています」

■待たれる新薬の開発
いつ新薬が開発されるかについて、出原教授はこう話しています。
佐賀大学医学部 出原賢治教授
「塗り薬にすることを考えております。しかも安価に提供することを目指しております。通常のお薬は10年くらいかかるわけですが、もっと早く完成させたいと、そう思っております」
(まるっと!サタデー 2023年1月14日放送より

富山大学のプレス

富山大学 北島勲教授
製薬会社から北島教授への製薬マネー
製薬会社数、受け取り件数、受取金額の内容

アトピー性皮膚炎のかゆみを抑制する化合物発見』 富山大学など

アトピー性皮膚炎の強いかゆみを引き起こす物質を抑制する化合物を発見したと、富山大学などの研究グループが発表しました。
今後、新薬の開発につながることが期待されています。

化合物を発見したのは、富山大学医学部や佐賀大学医学部などからなる研究グループで、アトピー性皮膚炎の強いかゆみを引き起こす物質の一つペリオスチンが知覚神経に作用する詳しいメカニズムを解明し、その働きを抑制する化合物を発見しました。
このうち、富山大学の医学部と薬学部のチームは、マウスにアトピー性皮膚炎を故意に発症させる研究や痛みやかゆみの神経機能を解析する研究を担い、今回の発見に大きく貢献したということです。

また、佐賀大学のチームは、製薬会社が別の目的で開発を進めていた「CP4715」という化合物を富山大学のマウスに投与したところ、症状が和らぐことを確認したということです。

アトピー性皮膚炎の治療には、これまでステロイドを使用した塗り薬などが用いられてきましたが効果がない場合もあり、新薬ができれば患者の選択肢を増やすことが期待できるということです。

富山大学医学部の北島勲教授は「佐賀大学の教授にマウスを見せたところ、『これほどのかゆみ症状を持ったマウスは見た事がない』と言われ、即座に共同研究が決まった。今回の発見は科学の世界での異分野連携のモデルケースで、アトピー性皮膚炎に苦しむ患者に一刻も早く薬を届けたい」と話しています。

【赤嶺コメント】

ちょっと元気な赤嶺

率直に・・・『またかぁ!!!』
ステロイドを使用した塗り薬などが用いられてきましたが効果がない場合もあり、新薬ができれば患者の選択肢を増やすことが期待できる』と、何度聞いたことでしょう。プロトピック発売の時は『ステロイド剤には副作用があるが、このタクロリムスは副作用は無い』と大々的に発売され、アトピー患者は期待したが、結果は思う通りに進まず、今では『プロトピックは効果が少なく、やはりステロイド剤だ』と翻し『塗り方が悪いので効かない、もっとたっぷり塗らなければ』『最初は強いステロイド剤で一気に回復させ徐々に弱くし、最終的には保湿剤で』というプロアクティブ療法など受けの良い名前を作り出して、50年前の療法を続け、今なおアトピー問題は治まっていない。

改善例の多い民間療法は、情報元のインターネット検索から排除し、『アトピーの標準治療はステロイド剤が第一選択だ』と、皮膚科学会や厚生官僚は、製薬マネー獲得に奔走しているが、この先どうなるのでしょうね。税金で飯食っている輩が、国民のために汗かかないで、どうしてこの問題は解決できるのでしょうね。

20年程前から、多くのアトピー論文が発表され、その都度『新薬が期待される』アトピー患者に期待を持たせてきたが、何一つ納得いく新薬は生まれていない。

今回の発表経緯からして、患者のためにというより『我が私腹のために』という臭いがプンプン。この発表によって、国からの補助金を獲得し、製薬会社からはガッポリとせしめる雰囲気がプンプン。

患者の苦しみを何とかして食い止めたい!!!というより、どうすればお金が入るか、知名度が上がるかという感じなのでしょう。過去の先生方の製薬会社からの袖の下を確認すると、皮膚科学会理事連中の金額には届かないが、教授報酬以外に100万円を超える入金が表向き見えるが、実際はその数倍となっていると、元大学教授は語っている。

この発表内容を確認してもペリオスチン」が全てだという感じだが、数年前発表したフィラグリンは?、昔からのヒスタミン「ロイコトリエン」の影響は?と言いたくなるが何も触れていない。インターロイキン○○って、そんな免疫を意識して治療しても解決にはならない。

もっと前の、その数値がおかしくなった原因の方が大事なんでは?

『何でそうなるの?』を追求することが大事ですよ。もっと前段階がありますよ。

お金ばかり追いかけないで、もっと患者に目を向けて本当の治療法を、薬を開発してください。

※後記:今ふと思ったけど、実験に使用したアトピーのマウス、どうしてアトピーにしたの?その方法が解決の糸口になるんではないですか?って言いたいね。

「根本から治していける」患者と現場の医師が期待を寄せているって、今回のペリオスチンが根源なの?この処置すれば克服できるの?いつ出来るの、何か月?何年?って突っ込みたくなるね。ま、無理な感じだね、この研究開発は目的が違うようですね。

あと10年は、最新の治療薬は出ないということになると、この先10年は今のアトピー治療で進行することになるのです。赤ちゃんは、無知な医者や金目当ての医者から皮膚炎にされ、出産件数の3割は厳しい皮膚炎を経験することになるのでしょうか?赤ちゃん時にはなかったアトピーも、少しの皮膚トラブルで強烈な薬処方にて、本当の皮膚炎へ移行させられれば、、、この日本の青春は無くなるぞ!!! 
頑張れ、お母さん方・・・

お子様を絶対に皮膚科へ診せないことが健康の条件となります!!!

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 VOL-11◆『マクロビオティック療法』【ノーベル賞レベルメソッドの公開】

アトピー克服ノーベル賞レベルメソッドの伝授】と題して、2016年より会報や他のアトピーサイトコラムなどに投稿してきました。最近は、すべての理論は書き尽くして、最近発せられるアトピー関連プレスへの批評のみとなってきたので、再度メソッド投稿をすることにしました。お子様の克服のための参考となれば幸いです。

 

みなさん、こんにちは。


アトピー完全克服理論
ノーベル賞レベルメソッド」開発者の


赤嶺 福海です。


前回の記事までで、サプリメント類に頼り切った治療もまた
危険であることをお伝えしました。
そこで今回は、食生活を見直して体質改善を促す
マクロビオティック療法について考えていきましょう。

 


VOL-11◆マクロビオティック療法

 

マクロビオティックとは、
穀物や野菜、海藻などを中心とする
日本の伝統食をベースとした食事を
摂ることにより、

自然と調和をとりながら、
健康な暮らしを実現する考え方です。


そもそもこれは、
石塚左玄の『食物養生法』の考え方と、
東洋思想の基礎である中国の『易』の陰陽を組み合わせた、
『玄米菜食』という自然に則した食事法を
桜沢如一氏(1893~1966)が、
提唱したことからはじまりました。

そして1950年以降、
久司道夫氏によって『マクロビオティック』が体系化され、
欧米を中心とした先進国に広まったのです。


さて、このマクロビオティックには、

身土不二(暮らす土地の旬のものを食べること)

と、

一物全体(自然の恵を残さず丸ごといただくこと)

という2つの原則があります。

確かに、人間は食べて生きていますから、
食事の質を考えることはとても重要です。

特に、農薬や遺伝子組み換えのない、
有機で作られた米や野菜などは最高の食材です。

当方のアトピー治療でも、
それらの食材を取り入れた和食を推奨しています。
(もちろん、離乳食完了期以降のお子様~成人の方が対象です。
それ以前のお子様は別の対処法となります)

けれども、マクロビオティックの考え方のみで
アトピーを治そうとするのは、非常に無理があります。
当方へ相談にいらした方々の中でも、
「この療法を取り入れていたけれど改善しない」
「なんだか悪化した気がする」
という報告を多数受けています。

体に良い食事で悪化?
なぜでしょう?


その原因のひとつに、マクロビオティックの基本である
『玄米食』が深く関わっています。
この玄米を、アトピーの方が主食にするのはリスクがあるのです。

玄米は、完全食と言われるほどに
穀類の中では栄養価が高い反面、
消化吸収が悪く、体へ負担をかける食材です。

もちろん、健康な方々が適量食べる分には
腸管で正常に分解・吸収されますので
問題はないのですが、

アトピーの方々は、ある原因によって
腸管での分解力が弱く、最終成分へ分解できないまま
吸収されてしまうため、体が異物(アレルゲン)判断し、
最終的に湿疹として皮膚から体外へ排泄されてしまうのです。

アトピーマクロビオティックの考え方のみで
治療できると考えている指導者たちは
これを一時的な好転反応だと捉え、
どんなにアトピーが辛い状況でも、

「もう少し排毒すれば大丈夫」

などと根拠のない指導を続けるから成果が出ないのです。

また、ステロイド剤のメカニズムを理解しないまま
安易な離脱を指導していることも
当方の聞き取り調査でわかっています。
当然これでは、完治などせず悪化の一途でしょう。


マクロビオティックの考え方自体は、
悪いものではありません。
健康維持として、無理のない程度に取り入れるのであれば
アトピーの予防にも繋がります。

けれど、現在アトピーで苦しんでいる方の場合、
腸管での原因を取り除かない限り、
どんなに良い食事を続けても成果は出ないのです。

上記でも少し説明しましたが、
実は、アトピーの第一原因は、食べたもの(主にたんぱく質成分)が
腸管で正常に分解されないところにあるのです。
その原因を解消しない限り、
どんな治療法でも成果は出ませんし、
ひとつの治療法に固執すればするほど悪化し、
ご本人も、サポートするご家族も苦しむことになります。


そもそもこの現代社会では、
化学物質による環境汚染、食物汚染などを完全に回避して
生きていくことはほぼ不可能です。
便利なもの、美味しいものが溢れている中で、
健康のためにと、頑にそれらを拒み続けるのも難しいでしょう。

つまり、そういった現代生活のなかでも
アトピーを発症しない頑丈な体をつくるには
何が必要かを知らねばならないのです。


ちなみに、

毎日、有機野菜や非遺伝子組み換え食材を
摂取してもアトピーが良くならない人もいれば、

さほど気にせず、食べたいものを食べていても
アトピーにならない人も居ますよね。


この違いはなんでしょう?
敏感体質だから諦めるしかない?

いいえ。
アトピーは、持って生まれた体質でもなければ、
不治の病でもありません。

実は『あるもの』の不足が、
この違いを作っているというだけなのです。

そこを解決していきながら、
できる範囲で良質な食事を続けていけば
アトピーは必ず治ります。

いくら食生活が大切だからと言っても、
修行僧のような生活を厳守する必要はないのです。

少し、希望が見えてきましたよね?


そんなわけで、次回からはいよいよ核心部分、
アトピー発症の本当の原因』についてお伝えします。

 

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発行責任者 
一般社団法人 アトポスSP 赤嶺福海

【Q&A】6か月の女の子の相談

※1999年よりこの相談掲示板(約6000案件)を運営してきて、もうすべての相談内容が出尽くしたことから、当方のメール相談者の相談内容と返答内容(乳幼児中心)を投稿しますので参考にしてください。

 



【Q】◆6カ月女の子

[性別]=女
[通信方法]=スマートフォンから
[年齢]=6か月

[ホームページ内容の理解度]=50%~69%
[分娩方法]=普通分娩
[出産時年齢]=30
[出産前に膣に抗生剤を投与した]=いいえ
[母親がアトピー性皮膚炎である]=いいえ
[妊娠中に性交渉の有無]=無
[出産後2ヶ月以内に湿疹が出た]=いいえ
[出産後、黄疸診断により紫外線治療をした]=いいえ
[出産後、ステロイド剤、プロトピック剤、保湿剤などを使用して処置をした]=いいえ
[入浴している]=はい
[入浴温度]=38
[家族構成]=両親
[家族のサポートの度合い]=とても協力的
[居住地区]=関東
[身長]=70
[体重]=7.5
[住居年]=30

[ミトン・ひじっこ]=使用している
[使用]=ミトンを使用
[食事2]=母乳
[便-1日の回数]=3
[便の状態]=普通

[治療経緯]=生後4ヶ月になって、頬に赤いブツブツが 出てきた。次第にジュグジュグした黄色い汁が出るよう になった。その後、胸、足、腕、背中と広がる。体は赤 くブツブツ。。耳切れなし。関節には湿疹は出ていな い。 

助産院に電話で相談したところ、何もしなくても治る、 石鹸も使わず 、何も塗らなくて大丈夫、と言われた。それまで使用し ていた、市販の花梨ローションとカレンデュラクリーム をやめる。 

5カ月に入り、顔がパンパンに腫れる。痒みも強くなって きた。 頭、顔、耳、胸、太もも、激しくかきむしるので、ミト ン(絹)の着用を開始する。

 助産院の紹介で、温寒療法テルミーを自宅でも娘にして いる。 下半身を温め上半身の炎症を鎮める、とゆうことで、毎 朝37度の湯で半身浴をしている。 入浴は、全身お湯で洗い、石鹸は使用していない。

その後、乳児湿疹やアトピーにも効果があるとい う、抗酸化力があるノニジュースを母が飲み始める。母 乳改善の為。 母乳に関しては、卵、乳製品、砂糖を食べないよう気を つけている。 

6カ月に入り、頬のグヂュグヂュは落ち着いてきているが、 皮むけ、乾燥、赤味、は変わらずひどい。  

ステロイド剤使用は、大人の使用にも慎重になるものな のに、こんな産まれたての赤ちゃんにホイホイと塗って いいのだろうか?と思っていました。ステロイドの害毒 もなんとなく理解はしていたものの、御社のホームペー ジにて、理論を読ませて頂き、大変納得致しました。 

現在まで、ステロイド剤やその他塗り薬は使用せず、民間療法で試しているところです。
 ホームページを拝見してから、ミトンの着用をやめました。爪で引っ掻き、頬から出血し痛みでよく泣きますが、夜、寝つきが早くなったと実感しています。イライ ラ泣きは減りました。 

ほっとこう治療を進めてはいますが、発症から2ヶ月経 つものの、症状は平行線のまま。痒みで泣く、臭い黄色 い汁がでる、皮がひどくむけている状態の娘を見ている と、何か処置をしてやりたい衝動にかられます。 

漢方はどうなのだろうか、、と思い始めてもいます。 御社の治療内容も含め、ご意見ご見解を伺えたらと思っ ております。どうぞよろしくお願い致します。 




【ANS】◆返答者:赤嶺福海

返答が遅れ申し訳ありません(相談煩雑のため)。

早速、ご報告を基にご返答申し上げます。
なぜ、両親とも健康なのに、親戚にもいないのにと一憂の事と存じます。しかし、今起きている症状には必ず原因があって起きています。

妊娠、出産時において発症の要因となるようなことはありませんが、結果的に起きている今の症状を早く解決しなければなりません。その早道を当方の理論を下にした内容をお知らせしたいと思います。次代を担う子供たちの体と心を健康にして、大人への階段を登らせなければなりません。

お子様の健康にする目的での進行と思われます。が、今はこの皮膚症状を副作用なしに改善させるのが先決ですね。

関東にお住まいなので、この時期に春信号は強く影響します。急激な温度上昇があったり、冬に逆戻りのような低温日があったりと、経験のない赤ちゃんでは体温調節の微調整には苦労する時期となります。

発症部位から推察すると、急激に暑くなった時期に体温調節(36~37度を維持)出来なくなり、体温上昇となり汗での放熱が出来ず、柔らかい皮膚からの排泄となったと推察されます。アトピー性皮膚炎といわれる免疫過剰ではなかったとも推察されます。

症状に驚き、ステロイドホルモン剤の使用しなかったのは、すばらしい行動でした。多くの方は、この場面で医者の脅しや嘘に乗って、出口のないトンネルへ押し込まれるところなのです。

いろいろな情報収集されたことと思いますが、一生80年で数gしか産生し、体に大きな影響を与えるステロイドホルモンを、簡単に一生分のステロイドホルモン剤を使用する恐ろしい処方となっています。

製薬会社・厚生官僚・医師会ぐるみのシステムなので、誰も手を出すことが出来ないのです。もう、我が子はご両親が守るほかないのですね。これからもけして、地獄の門を叩かないことです。生命の危機のときに使う薬です。

ミトンも外したようで安心しました。この商材も傷が付かないような感じはしますが、実は逆に症状範囲は急激に拡大する結果となります。
この事は、もうサイトをご確認のようなので割愛しますね。

<ミトンについて>http://www.atoppos.co.jp/html/11calender.html#15


今の症状の起因は、4カ月に起きた体温不安定からとなりますが、そこで起きた皮膚症状は、空気中の雑菌群やウイルスにさらされてきました。体液などの水分によって雑菌群は20分に1回の増殖を起こし、急激な感染状況を引き起こします。その処置に当初は、保湿系の処置を行い、外気とのバリアをしましたが、正常皮膚とのph差もあり解決とはなりませんでした。

外気からの異物の侵入は、体内の条件を大きく崩し、血中に侵入すれば死に至ることもあります。その為に体は免疫を保持し、皮膚粘膜の破れた部位に「白血球」を配備し、即刻排除、無毒化とします。皮膚粘膜の破れた部位にはすべて白血球が集合しますので、発赤します。逆に赤くなる部位は皮膚粘膜が崩れているということになるのです。


現在、かなりの範囲で粘膜崩壊していますので、体は雑菌群がその部位に繁殖すれば、その部位に痒みを与えて侵入を阻止します。掻けば傷となり、さらに雑菌群の繁殖となることが、症状範囲を拡大することになるのです。よって、その部位の雑菌を排除する方法が必要となるのです。

さらに、継続する痒みによって、体内では大量の活性酸素が発生し、細胞の崩壊や雑菌や有用菌の死滅ともなります。また、体内に必要不可欠の微量元素(ミネラル)のバランスも崩れることとなります。特に重要ミネラルのマグネシウムやカルシウムなどが急激に減少し、自律神経系の不安定も予想され、体温調節や体内の恒常性バランスを崩すことになります。

今の症状の継続は、お子様の小さな体へのダメージが大きくなり、アトピー性皮膚炎とされる免疫過剰条件を作り上げることになります。皮膚への感染による痒みによる掻痒行為にて、炎症範囲は大きくなり免疫過剰条件を作ります。


もっと問題は、痒みストレスによる活性酸素によって抗生剤化し、腸管内に棲息する重要な有用腸内細菌を徐々に減少させることが、体全体に影響を与えることとなります。腸内細菌(乳酸菌含む)の減少により、腸管内粘膜も不安定となり、微繊毛も短く太くなり、粘膜に隙間が開けば、食材分解も正常に出来ず、アミノ酸前の中間物質が体内へ侵入する事も予想され、アトピー性皮膚炎の根源となることが心配です。

皮膚の一時的症状への処置間違いによって症状範囲が広がれば、この様な事も発生してゆき、厳しい状況を継続される方も少なくありません。この異物侵入により、肝機能も疲弊しリンパラインへ排泄を行うようになれば、体の内側リンパラインの部位へ痒みを与えて排泄してゆき、さらに拡大します。肝臓機能の改善も今の症状を正常化させる条件となります。


そこで、漢方の摂取希望のようなので、一言だけ・・・。けして、批判ではありません。
アレルギーに良いという漢方薬は、すべて根モノを主材料としていますが、土の中から取り出される材料の殆どは、ホルモン様作用を致します。摂取量すべてではありませんが、薬的作用することは間違いありません。その量たるや、必要ステロイドホルモンの数百万倍の量となりますが、その未作用の成分はいったい何処へ行くのでしょう。

肝臓からの排泄作用となるのですが、これらの成分は背中をはじめ体の外側といわれる部位へ排泄されます。漢方処置される方々の多くが、背中に症状が出るケースも多く、肝機能障害的であり、改善にはそのことを含め時間を要することになります。・・・一意見です。


それと問題は、温寒療法テルミー?も37度とはいえ、体温上昇となり、風呂上りの痒みは伴いますし、柔らかい皮膚への影響は大です。湯気によって、炎症部位は水分が多くなり感染条件も強くなることは間違いありませんし、お湯との接触部位は水圧もかかり、皮膚上部位の皮膚常在菌は、徐々に減少して粘膜崩壊に繋がる心配もあります。

出来るだけ水分を与えないことです。体を温めることで免疫力をつけようとする治療法法もあるようですが、皮膚常在菌粘膜理論をご理解できれば、この方法は取りません。その部分の効果はあったとしても、反する影響はさらに大きいことになります。私は、改善するまで脱入浴をお奨めします。

<脱入浴について>http://www.atoppos.co.jp/html/8datsu.html


お母さんの食制限についてですが、私は必要ないと思います。

母親の食事によってお子様へ影響を及ぼすというのであれば、この日本ではお子様全員が同じ症状となりますよ。もちろん、お母様自身の体のことを思って、今までの食生活改善するというのは必要となりますが、おっぱいに食材がそのまま影響するということは考えられませんし、これまで同じ指導を行っていますが、全く問題はありません。改善期間が予想より長くなることもありません。

ただ、どちらにしても砂糖関連、乳製品(無発酵)関係はお母さんの体自体に問題ですね。今までの食事体制とあまり変えないことです。母親の食ストレスはお子様への影響大となりますので無くしましょう。うん、、、ノニジュースですね、、問題ないでしょうが、ネットワーク商材なのであまり深入りはしない方が良いでしょう。こちら金沢にも多くいますが、健康理論はあまり理解していません。


お母さんのこの症状改善に対する知識会得は、お子様の症状改善へ大きく影響してゆきます。これまで16ヶ月間お母さんと共に生活してきて、お母さんの喜び不安等を体から発する波ですべて理解しています。お母さんが離れたり悲しんだりするとお子様も泣くことを経験されていませんか。すべて判っているのです。

だって、お母さんの母乳がなければ生きられないからです。

自分に起きている痒みや痛みのストレスは、母親からの安心で排除できるのです。「大丈夫よ、、、もう直ぐ良くなるからね、大丈夫よ」と本心で抱っこしてみてください、直ぐに落ち着きますし、笑顔も出てきます。良くなるまで安心を与え続けるのです、不安を与えれば回復は遅れます。

そのお母さんの進行を安心させるためにもご主人の理解とサポートが必要となります。常に同じ考えで進行し、助け合ってお子様を改善へと向かわせるのです。私は、ご主人の言動が、お子様の改善へ繋がるとも思っています。


アトポス理論の概要はすでにお読みと思いますが、体の外部からの異物が侵入することで、免疫が過剰となり、異物排泄、異物阻止による痒みが発生し、皮膚に傷が付くことなのです。よって、この外部とされる皮膚粘膜、腸管粘膜の改善により今の症状は克服できるということです。

皮膚・腸管とも粘膜でありその上部位には有用皮膚常在菌、乳酸菌群が生息して体を守っており、すべての粘膜上のphは「5前後」の弱酸性となっているので、その条件を取り戻すことで、克服できるということなのです。特に腸内環境改善は、健康における多くの条件を保持していますので、特に重要視して進行されることが、お子様の将来の健康を約束させることとなります。三つ子の魂百まで・・・満2歳ということです。当サイトのコンテンツをお読みください。

アトポス理論は、一つの考え方ですが、、、一部参考にして克服までのイメージをしてみてください。例えば、当方の理論を進行したとしてのシュミレーションを記述してみます。ご両親のお写真、お子様のお写真拝見しての予想です。

これからのスタートとして、夏までの回復は難しいと思われます。結論から申し上げますと、完全な克服は来年の夏となります。それは、一時的に夏場はある程度の改善は見られるでしょうが、秋の信号によって体の代謝率は大きく低下し、通常の排泄機能も低下することで、痒みは多くなります。

また、皮膚乾燥により痒みも多くなり、年齢も1歳に近づき、掻痒行為の力も倍増して、あっという間に皮膚の傷は深く大きくなります。秋冬は腸管内の基礎整備は出来るものの乾燥・掻痒行為によりすっきりと改善を見ません。そして、春を迎える1歳4ヶ月の3月くらいから本格的な改善方向となり、夏を迎える7月にはすっかり改善を見るでしょう。さらに、7月の海水浴でゴールです。入浴も大丈夫です。


あ、それと、皮膚改善スピードは、正常条件で1センチ円の改善に約1ヶ月を要します。それは、皮膚常在菌の増殖スピードなのです。

こんな感じで、四季ある日本での体にも四季があり、体内条件の上下は否めません。この四季に合う体を作るためには、地球からの信号を体に直接受けることが重要となり、外に出て磁力線を受けて体内時計を合わせるのです。

ご報告の内容から、感じるままに書き込みました。的を得ているか否か判りませんが、参考程度にしてください。また、この様な理論でサポートが必要な場合は、当方のフローラ会への入会が必要となります。いろいろとサイトコンテンツを読み込みでご理解ください。

いち早いお子様の克服を心よりお祈りして取り急ぎの返信と致します。

 

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【コラム批評】生後1歳まで保湿剤を毎日塗布してもアトピー性皮膚炎予防に効果なし

皮膚科医・小児科医は日本の子供を全員皮膚炎にしたいのだろう!!
~生後間もなくからの保湿運動は浸透した「保湿剤メーカーの企みで動くお金」~
※(スペシャリストの視点より)

まず【赤嶺コメント】

保湿剤メーカーお前もかぁ!!!って感じで、論文発表当初から、『この保湿処置が浸透すれば子供たちに大変なことが起きる』と警鐘を鳴らしていたが、検索エンジン、サイトバンされている小生の声は届かない。

基点となった論文は、出展者から理由は判らないが、昨年か一昨年かに取り下げされた。おそらく、製薬マネーの金額トラブルなのだろうと簡単に予想がつく。ヒルドイドが医者の処方箋で簡単にもらえ、保険適用のために3割で購入できることから、多くの女性たちが皮膚科へ雪崩れ込んだ。

生後間もなくのお子様にも医者は、『この時期から保湿しないと食物アレルギーになるよ』『この時期は保湿力が足りないので保湿が必要ですよ』などと言って、弱酸性の皮膚に中性の保湿剤を塗布させ、中性化となることで空気中の雑菌が感染しやすい条件を作り出そうとさせている…と言っても、彼らは何も知らない。本当に何も知らないのですよ!!!

さらに、皮膚構成に重要な皮膚常在菌も保湿によって急激に減少し、逆に乾燥肌となるのは、油脂感知して皮脂自己分泌できない体となるからなのです皮膚に皮膚常在菌が棲息して体を守っていること皮膚科医は知らないのですよ!!!

そして、このコラムを書いた医者・・・結果的には、自分の視点、推奨する処置は『保湿剤とステロイドが必須』ですって。なんか矛盾していない?というか、アトピーの改善方法は、これ以外知らないという無知さを暴露しただけのコラムなのでした。

 

◆今回批評のコラム

第13回 生後1歳まで保湿剤を毎日塗布してもアトピー性皮膚炎予防に効果なし
2023年1月10日  スペシャリストの視点

はじめに
生後間もなく開始した保湿剤による皮膚バリア強化の効果は?
 今回紹介するのは、アトピー性皮膚炎(AD)および湿疹に対する保湿剤の予防効果を検討した論文です。生後1年間にわたって保湿剤を毎日使用することが、5歳までのADとその他のアレルギー性疾患の転帰にどのような影響を及ぼすのかをランダム化比較で評価するBarrier Enhancement for Eczema Prevention(BEEP)試験が実施されました。

 ADは、小児の約5人に1人、成人では約20人に1人に認められるありふれた疾患です。ADの発症には、皮膚バリアの機能障害の関与が考えられています。この皮膚バリアの機能障害は生後間もなく始まります。そのため、論文では、生後すぐに皮膚バリアを強化することは、刺激物による炎症および皮膚を介した感作を軽減することになり、AD予防に有効な可能性があるとしています。

 中でも食物感作については、特にAD患者では皮膚バリアの障害を介して始まる可能性があるため、ADの予防はその後の食物アレルギーの発症も防ぐ可能性があると、論文の著者らは指摘しています。さらに、喘息やアレルギー性鼻結膜炎などの関連疾患が、いわゆる「アレルギーマーチ」によってADから続発するものであるとすれば、ADの早期発症を保湿剤によって予防することで、これらの併発疾患を防ぐことも可能かもしれないと仮説を立てています。

論文概要
生後1年間、保湿剤を毎日塗布してもアレルギー性疾患は予防できない
 BEEP試験では、アトピー性疾患の家族歴のある1394人の乳児を対象に、保湿剤を毎日使用して標準的なスキンケアのアドバイスも行う群(693人)、または標準的なスキンケアのアドバイスのみを行う対照群(701人)にランダムに割り付けた。子どもが3歳、4歳および5歳になった時点で、親に、ADおよび食物アレルギーの臨床診断の有無に関する質問票に回答してもらった。

 その結果、ADと診断された児の割合は、保湿剤使用群で31%、対照群で28%であり(調整RR 1.10、95%信頼区間0.93-1.30)、保湿剤塗布によるADの発症および重症化の予防または遅延効果は認められなかった。また、食物アレルギー、喘息、花粉症といった他のアレルギー性疾患の予防に関しても、保湿剤塗布による予防効果は認められなかった。

 以上から、著者らは、皮膚科医、小児科医、アレルギー専門医、一般開業医を含む医療専門家は、出生時から毎日行う集中的な保湿剤の使用は、ADやその他のアレルギー性疾患の予防には推奨されないと結論づけている。

私の視点
幼少期の皮膚バリア強化には保湿剤以外の方法が必要か
 この論文のDiscussion部分の最後には、ADやその関連疾患の予防策として、幼少期に皮膚バリアを強化する別の方法を模索する研究努力が必要だと述べられています。すなわち、ADにおいて、皮膚からのアレルゲン感作の予防は、その後のアレルギーマーチの進展阻止に有効だと考えられるものの、現代の医学はその具体的な方法を突き止めるまでには至っていないということを指摘した点が大事です。なお、皮膚バリアの完全性を保つのに重要なタンパク質であるフィラグリンをコードする遺伝子の変異が、ADのリスク因子であることが分かっています。

日常臨床への生かし方
AD管理には保湿剤とステロイドが必須
 ただし、この論文はあくまでも、1歳までに保湿剤を毎日使用することが、その後のADおよびアレルギーマーチの進展には効果をもたらさないということを示したにすぎません。

 ADの管理には、保湿剤とステロイド剤は必須です。保湿剤によって、外部からのさまざまな物質(汗、汚れなど)の侵入を防ぎ、皮膚を清潔に保ち、皮膚の水分を閉じ込めて内部からの水分蒸発を予防することで、皮膚バリア機能を正常に保つことが非常に重要です。しかし、掻痒感によって掻爬してしまった場合には、保湿剤が創傷部位を被覆してしまい、細菌感染症の増悪をもたらします。ADは非常に患者さんが多い一般的な疾患です。最新の知識を得ることは非常に大事だと考えます。

秋谷 進(あきたに・すすむ)
東京西徳洲会病院小児医療センター発達神経小児科。1992年、桐蔭学園高等学校卒業。1999年、金沢医科大学卒。金沢医科大学研修医、2001年、国立小児病院小児神経科、2004年6月、獨協医科大学越谷病院小児科、2016年、児玉中央クリニック児童精神科、三愛会総合病院小児科を経て、2020年5月から現職。専門は小児神経学、児童精神科学。

 

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VOL-10『ビタミン療法療法の真実』について 【ノーベル賞レベルメソッドの伝授】

アトピー克服ノーベル賞レベルメソッドの伝授】と題して、2016年より会報や他のアトピーサイトコラムなどに投稿してきました。最近は、すべての理論は書き尽くして、最近発せられるアトピー関連プレスへの批評のみとなってきたので、再度メソッド投稿をすることにしました。お子様の克服のための参考となれば幸いです。

 

 

みなさん、こんにちは。

アトピー完全克服理論
ノーベル賞レベルメソッド」開発者の


赤嶺 福海です。


前回に引き続き、
アトピーを体の内側から治していく民間療法について、
詳しくお伝えしていきます。

 


VOL-10◆ビタミン療法

 

ビタミン。
確かに何か元気で明るい響きで、効きそうですよね。

別名『オーソモレキュラー療法』と言い、
この療法もまた、民間はもちろん医療の現場でも
すっかりお馴染みとなりました。

この療法では、数あるビタミンの中でも、
特にビタミンB群を重要視しています。


ビタミンB群に属する栄養素としては、
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ナイアシン
パントテン酸
ビオチン
ビタミンB12
葉酸
などがあります。

 

 

主な作用としては、
糖質、脂質、たんぱく質代謝しエネルギーに変換する作用
神経系、脳への作用
造血への補助、酵素作用の補助など、
人間が生きるためには欠かせない栄養素ですから、
これが減少すれば体は大きく変貌します。

 

 

そう、『ビタミンB群』もまた、これまで紹介した
ステロイドホルモン』や『酵素』と共に、
大変重要な役割を担う生理物質なのです。

この作用に注目したビタミン療法もまた、
人工的に最終成分へ変換したビタミンB群を
直接体内へ侵入させて、活性させる療法ですから、
酵素と同様に、その効果は絶大です。


しかし、


これまでの記事を読まれた方は、
おおよそ予想しているでしょう。

ビタミンB群もまた生理物質ですので、
自己記号を保持しています。


その生産量も、酵素などと同じく脳からの信号で決定し、
必要な細胞・臓器などへ作用します。

 

ちなみにこの記号付けは、
食べ物が腸管で最終成分に変換される際に発生するので、
当然ながら人工的に変換したものは無記号となります。

結果、服用を続けることで、
ステロイド剤や酵素療法と同様に
厳しいリバウンド症状が起きてしまうのです。

 

 

以前医療の現場で話題となり、
当メルマガでも過去に少しだけ触れた『ビオチン療法』も
このビタミン療法の一種ですし、

激烈な抗酸化作用で最近話題になりつつある、
『ビタミンCの体内直接注射』なども
保険が適用されるため安全と考えられがちですが、
同様の理由から危険であると当方では判断しています。

 

 

また、ドラッグストアや通販で手軽に買えるサプリメントにも
多くのビタミンB群が含まれておりますので、
よく成分表を見て摂取しなければなりませんね。

どんなに優れたサプリメントにせよ、薬剤にせよ、
強烈な効果のあるものは、強烈な副作用を覚悟すべきなのです。

ステロイドホルモンも、酵素も、ビタミンも、
生きる上で欠かせないものだからこそ、
必要な時に、必要な分だけ体が作ってくれるのです。

 

 

人工的に作った代用品で解決するほど、
人間の体は単純ではありません。

だからこそ、それら重要な物質の素となる
野菜中心の良質な食事を偏りなく摂取して、
体の中を整える努力なくしては、
アトピー完治はもちろん、真の健康体は得られないのです。

 


というわけで、次回は食生活そのものを見直すことで
体質を改善していく『マクロビオティック療法』について
詳しくお伝えしていきます。

 

 

さぁ、いよいよ核心部にも触れていきますよ。
ご期待ください。

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一般社団法人 アトポスSP 赤嶺福海