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【コラム批評】生後1歳まで保湿剤を毎日塗布してもアトピー性皮膚炎予防に効果なし

皮膚科医・小児科医は日本の子供を全員皮膚炎にしたいのだろう!!
~生後間もなくからの保湿運動は浸透した「保湿剤メーカーの企みで動くお金」~
※(スペシャリストの視点より)

まず【赤嶺コメント】

保湿剤メーカーお前もかぁ!!!って感じで、論文発表当初から、『この保湿処置が浸透すれば子供たちに大変なことが起きる』と警鐘を鳴らしていたが、検索エンジン、サイトバンされている小生の声は届かない。

基点となった論文は、出展者から理由は判らないが、昨年か一昨年かに取り下げされた。おそらく、製薬マネーの金額トラブルなのだろうと簡単に予想がつく。ヒルドイドが医者の処方箋で簡単にもらえ、保険適用のために3割で購入できることから、多くの女性たちが皮膚科へ雪崩れ込んだ。

生後間もなくのお子様にも医者は、『この時期から保湿しないと食物アレルギーになるよ』『この時期は保湿力が足りないので保湿が必要ですよ』などと言って、弱酸性の皮膚に中性の保湿剤を塗布させ、中性化となることで空気中の雑菌が感染しやすい条件を作り出そうとさせている…と言っても、彼らは何も知らない。本当に何も知らないのですよ!!!

さらに、皮膚構成に重要な皮膚常在菌も保湿によって急激に減少し、逆に乾燥肌となるのは、油脂感知して皮脂自己分泌できない体となるからなのです皮膚に皮膚常在菌が棲息して体を守っていること皮膚科医は知らないのですよ!!!

そして、このコラムを書いた医者・・・結果的には、自分の視点、推奨する処置は『保湿剤とステロイドが必須』ですって。なんか矛盾していない?というか、アトピーの改善方法は、これ以外知らないという無知さを暴露しただけのコラムなのでした。

 

◆今回批評のコラム

第13回 生後1歳まで保湿剤を毎日塗布してもアトピー性皮膚炎予防に効果なし
2023年1月10日  スペシャリストの視点

はじめに
生後間もなく開始した保湿剤による皮膚バリア強化の効果は?
 今回紹介するのは、アトピー性皮膚炎(AD)および湿疹に対する保湿剤の予防効果を検討した論文です。生後1年間にわたって保湿剤を毎日使用することが、5歳までのADとその他のアレルギー性疾患の転帰にどのような影響を及ぼすのかをランダム化比較で評価するBarrier Enhancement for Eczema Prevention(BEEP)試験が実施されました。

 ADは、小児の約5人に1人、成人では約20人に1人に認められるありふれた疾患です。ADの発症には、皮膚バリアの機能障害の関与が考えられています。この皮膚バリアの機能障害は生後間もなく始まります。そのため、論文では、生後すぐに皮膚バリアを強化することは、刺激物による炎症および皮膚を介した感作を軽減することになり、AD予防に有効な可能性があるとしています。

 中でも食物感作については、特にAD患者では皮膚バリアの障害を介して始まる可能性があるため、ADの予防はその後の食物アレルギーの発症も防ぐ可能性があると、論文の著者らは指摘しています。さらに、喘息やアレルギー性鼻結膜炎などの関連疾患が、いわゆる「アレルギーマーチ」によってADから続発するものであるとすれば、ADの早期発症を保湿剤によって予防することで、これらの併発疾患を防ぐことも可能かもしれないと仮説を立てています。

論文概要
生後1年間、保湿剤を毎日塗布してもアレルギー性疾患は予防できない
 BEEP試験では、アトピー性疾患の家族歴のある1394人の乳児を対象に、保湿剤を毎日使用して標準的なスキンケアのアドバイスも行う群(693人)、または標準的なスキンケアのアドバイスのみを行う対照群(701人)にランダムに割り付けた。子どもが3歳、4歳および5歳になった時点で、親に、ADおよび食物アレルギーの臨床診断の有無に関する質問票に回答してもらった。

 その結果、ADと診断された児の割合は、保湿剤使用群で31%、対照群で28%であり(調整RR 1.10、95%信頼区間0.93-1.30)、保湿剤塗布によるADの発症および重症化の予防または遅延効果は認められなかった。また、食物アレルギー、喘息、花粉症といった他のアレルギー性疾患の予防に関しても、保湿剤塗布による予防効果は認められなかった。

 以上から、著者らは、皮膚科医、小児科医、アレルギー専門医、一般開業医を含む医療専門家は、出生時から毎日行う集中的な保湿剤の使用は、ADやその他のアレルギー性疾患の予防には推奨されないと結論づけている。

私の視点
幼少期の皮膚バリア強化には保湿剤以外の方法が必要か
 この論文のDiscussion部分の最後には、ADやその関連疾患の予防策として、幼少期に皮膚バリアを強化する別の方法を模索する研究努力が必要だと述べられています。すなわち、ADにおいて、皮膚からのアレルゲン感作の予防は、その後のアレルギーマーチの進展阻止に有効だと考えられるものの、現代の医学はその具体的な方法を突き止めるまでには至っていないということを指摘した点が大事です。なお、皮膚バリアの完全性を保つのに重要なタンパク質であるフィラグリンをコードする遺伝子の変異が、ADのリスク因子であることが分かっています。

日常臨床への生かし方
AD管理には保湿剤とステロイドが必須
 ただし、この論文はあくまでも、1歳までに保湿剤を毎日使用することが、その後のADおよびアレルギーマーチの進展には効果をもたらさないということを示したにすぎません。

 ADの管理には、保湿剤とステロイド剤は必須です。保湿剤によって、外部からのさまざまな物質(汗、汚れなど)の侵入を防ぎ、皮膚を清潔に保ち、皮膚の水分を閉じ込めて内部からの水分蒸発を予防することで、皮膚バリア機能を正常に保つことが非常に重要です。しかし、掻痒感によって掻爬してしまった場合には、保湿剤が創傷部位を被覆してしまい、細菌感染症の増悪をもたらします。ADは非常に患者さんが多い一般的な疾患です。最新の知識を得ることは非常に大事だと考えます。

秋谷 進(あきたに・すすむ)
東京西徳洲会病院小児医療センター発達神経小児科。1992年、桐蔭学園高等学校卒業。1999年、金沢医科大学卒。金沢医科大学研修医、2001年、国立小児病院小児神経科、2004年6月、獨協医科大学越谷病院小児科、2016年、児玉中央クリニック児童精神科、三愛会総合病院小児科を経て、2020年5月から現職。専門は小児神経学、児童精神科学。

 

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