アトピーを本当に克服したいなら

真実の克服理論を公開し、現医療の裏側を暴く

アトポス便り No.97号

アトポス便り No.97号

やったぁ~、夏だ夏だ夏だぁ~!!!

待ちに待った夏がやってきましたぁ。海水浴にて一気に回復を図りましょう。海の微生物との共生で、皮膚症状だけでなく体全体の調整にも役立つミネラル風も体に吸収し、さらに太陽の出す強いエネルギーも頂いちゃいましょう。

また、7月は多くの海水浴経験談が聞かれそうで嬉しいです。ま、中には夢中で入りすぎて直射日光に当たりすぎて、痛痒くて少しひどくなった・・・というご報告もあるかもしれませんが、とにかく海水浴は世界一のアトピー治療薬となること確信しています。

今回のコラムにも登場しますが、『日光療法でアトピー長期改善』という論文もありますが、悲しいかな数値による効果であり、改善の仕組みが記されていないのが残念だが、とにかく外に出ての紫外線照射は体には重要なプロセスとなっているようです。

もう一つは、『幼児期の便秘が自閉症のリスクに』という論文で、腸内細菌との関係も説明されている。腸内細菌は、皆様には言うまでもなく体すべてに関与していることを意識すれば、大きな病気にはかからないだろうし、流行の感染にも大きな問題もなく通過でき、直ぐに正常な条件となることも多くの経験から確認しています。

ま、今回は良い題材2件です。

◆日光療法でアトピー性皮膚炎が長期に改善

モンテネグロ・24例の観察研究~

 モンテネグロは、同国のアトピー性皮膚炎の患者24例を対象に、太陽光(紫外線)を1日3~4時間浴びるヘリオセラピー(日光療法)の有効性を検討する観察研究を実施。その結果、2週間の日光療法の終了直後および終了後3カ月時点で治療開始前に比べて有意な皮疹と痒みの軽減およびQOLの改善が認められたと発表した。

●夏の海辺で日光浴を2週間

 対象は、2021年7月または8月にモンテネグロの沿岸地域で夏期休暇を過ごした軽症~重症アトピー性皮膚炎の患者24例(平均年齢24.25歳、男性54.2%、平均罹病期間13.71年)で、アトピー性皮膚炎の重症度指数SCORing Atopic Dermatitis(SCORAD:範囲0~103点)は7~62点だった(SCORADスコア25点未満が軽症、50点超が重症)。紫外線が最も強い時間帯を避け、日焼け止めを用いずに1日3~4時間の日光浴を14日間行った。14日間の治療の平均紫外線強度(UV Index)は6.714~9だった。
 評価項目はSCORAD、湿疹面積・重症度指数(Eczema Area and Severity Index;EASI)、皮膚疾患のQOL評価指標、痒みの重症度の評価尺度の各スコアとし、14日間の日光療法の開始前、終了直後(終了後1~2日)、終了後3カ月の時点で評価した。

●3カ月後の重症度、皮疹、痒み、QOLスコアが改善

 解析の結果、平均SCORADスコアは治療開始前の25.91点に比べ、治療終了直後と3カ月時点でそれぞれ15.13点(40%低下)、19.30点(31.1%低下)と有意な改善が認められた。
 平均スコアも、治療開始前の20.92に比べ終了直後が10.29(49%低下)、3カ月時点が13.67(31%低下)と有意な改善が認められた。
 QOLに関しても有意な改善が見られ、平均DLQIスコアは治療開始前の11.42から3カ月時点には8.29と31.57%低下し、平均SPSスコアは同期間で1.42から1.00に低下した。
 これらのスコアの変化と患者の年齢、併存疾患、罹病期間、BMIとの相関は認められなかった。しかし、治療終了直後および3カ月時点のEASIスコアと平均UV Indexの間には強い負の相関が認められ(r=-58、P=0.002)、UV Indexが高値になるほどEASIスコアが低かった。
 以上を踏まえ、「2週間の日光療法は、アトピー性皮膚炎に対して即効性があるだけでなく、長期的に皮疹とQOLを改善することが示された」と結論。「これらは極めて有望な結果であり、より高位の治療段階に日光療法を位置付ける転換点となる可能性がある」と述べており、モンテネグロのように日照時間が長い国では特に期待が持てるとしている。

【赤嶺コメント】
当方では、1日最低30分の外出(散歩等)指導となっているが、14日間だけではなく毎日なので上記統計よりさらに結果が出ることは間違いないでしょう。うん?この散歩だけでも改善するかも?って錯覚しそうだが、やはり発症の原因解決が第一選択となるでしょう。外出は、紫外線も重要だが磁力線を受けることの方が重要と当方は思っている。

◆幼児期の便秘が自閉症リスクに

~台湾・1万例超の後ろ向きコホート研究~

 近年、腸内細菌叢の乱れと自閉症との関係を示すエビデンスが蓄積されつつある。台湾の国民健康保険研究データベースを用いた後ろ向きコホート研究を行い、腸内細菌叢を変化させる可能性がある便秘と自閉症スペクトラム障害ASD)の発症リスクとの関連を検討。その結果、3歳以下の便秘を有さない幼児と比べて有する幼児ではASD発症リスクが有意に高かったと発表した(関連記事「ASD児は就学前の消化器症状が3倍」)。

●緩下剤処方の重症例でリスク2倍以上

 便秘と診断された3歳以下の幼児1万2,935例(便秘群、女児53%)を特定。さらに、傾向スコアマッチングを用いて年齢、性、併存疾患をマッチングした便秘を有さない幼児(対照群)を1:1で選出し、両群を自閉症発症、国民健康保険からの脱退、2013年12月31日のいずれか早い時点まで追跡し3歳以下の幼児期における便秘とASD発症リスクとの関連を検討した。
 その結果、10万人・月当たりのASD発症率は対照群の4.91と比べて便秘群では9.31と高かった。
 対照群に対し便秘群はASD発症リスクが有意に高く、粗相対リスクは1.896、比例ハザード回帰モデルを用いて年齢、性、併存疾患、併用薬などの交絡因子を調整後のハザード比(aHR)は1.891だった。
 便秘の重症度で層別化した解析では、重症例ほどASD発症リスクが有意に高く、aHRは緩下剤の処方が1~2回の例で2.002、3回以上の例で2.932に上った。

●男性、アトピーアレルギー性鼻炎でもリスク上昇

 さらに、男性、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎ASD発症リスクの上昇と有意に関連していた。
 これらの便秘とASD発症リスクとの関連は、腸内細菌叢の構成に大きな影響を及ぼすと考えられる抗菌薬の使用例を除外した感度分析でも一貫して認められた。
 以上を踏まえ「幼児期の便秘は腸内細菌叢の乱れを招き、ASD発症に関与している可能性が示唆された。便秘を有する乳幼児においては、ASDなどの神経発達障害のリスクに注意すべき」と結論。「腸内細菌叢の変化は、母体の薬物使用や代謝性疾患、遺伝子発現などの他のASD危険因子と比べて治療、分析、予防できる可能性が高い」と付言している。

【赤嶺コメント】
うんうん、実に興味深い!!!自閉症を深く探求していないので、何とも言えないが、腸内細菌が体全体に関与していることは、これまでの経験で理解している。特に0歳から2歳までに腸管安定を目指せば、健康な思春期を迎えられることも経験している。うん、この研究論文は保存版ですね。

◆【Q&A】乳児湿疹について

【Q】
まだ1ヶ月の乳児です。
乳児湿疹が顔のみ出ています。
以前乳児湿疹がポツポツ出たときは、様子を見ていたら自然に治りました。
しかし今回は広範囲で出ていて、だんだん増えてきているように感じています。湿疹が出てから5日目になります。
心配で小児科を受診したところ、ロコイド軟膏0.1%というステロイドを処方されました。
ステロイドに抵抗感があったので伝えたところ、長期間は使わないこと、使い方を守れば安全であることを話してくださいました。
湿疹が長引くと、今後のアレルギーにも響くとのことで、早めに治した方がいいとも言われました。(乳児湿疹が結果としてそのほかのアレルギーにつながることもあるようです。私の認識違いだったらすみません。)
ですが、ステロイドといったら強い薬で、ステロイドがないとよくならない肌になったり、また副作用があったりする話も聞くので、正直使うのに勇気が入ります。
お医者さんの言うことが正しいとは思うのですが、本当に使って大丈夫でしょうか?
ちなみに今まで保湿は必要ないと産院で言われ、ワセリンやローションは使っていませんでした。

【ANS】
乳児湿疹といわれる症状の出るお子様とでないお子様は、どこが違うのでしょう?

この乳児湿疹はどうして発生するのでしょう?

このことが理解できれば、お子様に苦しい思いをさせることはありません。あなたが今行っている治療方法で本当の解決へ向かうことはできません。

皮膚症状にステロイド剤ありきとなっている標準治療は可笑しいと思わなければ、お子様を本当の克服へ導くことはできません。もうすでに、ステロイド剤処置を行っていますので、自前のステロイドホルモン作用は一定期間行えません。

皮膚科医も小児科医も何も知らないのです。通常であれば、『ここが原因なのでここを解決させましょう』と説明して、自分の推奨する改善方法を知らせるのが普通ですが、『ステロイド剤で一度きれいにして、徐々に減らしてゆけば薬はいらなくなりますよ』という、プロアクティブ療法なる騙しの言葉を作り上げ、胸を張っている皮膚科医や小児科医の多くのコメントには胸焼けします。

誰一人成功することはありません、理論的にも無理な方法だし、処置すればするほど症状は拡大することは間違いありませんし、何度も落胆することになります。

『先生、本当にこの方法でこの子は改善するのでしょうね、ここに署名してください』くらい突っ込めば、医者の本性が分かります。確実に逃げます。
『先生、この子の原因は?』と、もう一押しすれば『あなたはもううちに来なくて結構です、よそへ行ってください。一生治らないと思いますけど』と捨て台詞を吐く医者もいます。

こんな無知な医者に大事なお子様を壊されないように、ご自身でしっかり勉強されて、お子様の主治医として守ることです。原因は簡単なことなので、だれでも解決できるようになっています。そこを会得し乗り越えれば、ご家族全員の健康も保証されるのです。

3か月を超えれば痒み感覚も感知しますので、症状は一気に拡大することも予想されます。出来れば、記憶のないこの時期に解決されることが望ましいです。原因を理解できれば、少しの厳しい時間はあるでしょうが、1歳を迎える時期には、何の処置もなくピカピカの皮膚となるでしょう。原因解決ですから再発はゼロとなります。

頑張ってください。

◆クイズに答えてアトピー商材を!

当選者の中から10名様抽選で。

今回の当選商品は

①四輝水2本

②ヨーグルビジン1缶

③血液型別乳酸菌1缶(血液型指定してください)

◆今月のクイズ

【Q】
胃の分泌液は1日どれくらいの量を分泌するのでしょうか?
胃は、空っぽの時は細長くしぼんでいますが、満腹時には飲食物を1.5~2リットル貯めることができます。
食べ物買いに入ると、胃壁から1日に約■リットルといわれる胃液が分泌され、粥状になるまで攪拌しますが、消化にかかる時間は食べた内容や量によっても変わりますが、糖質の場合は2~3時間、タンパク質では4~5時間。資質の場合は10時間かかることもあります。
胃が空になると、腸から「モチリン」というホルモンが分泌され、強い収縮運動を起こします。この収縮で消化物の残りを腸に押し出し、次の食べ物を受け入れる準備を整えます。
上記の■の数字を下記①~④でお答えください。

① 0.5リットル

② 1リットル

③ 2リットル

④ 3リットル

※<ヒント>皆様の予想よりはるかに多いと思われます。

●回答・抽選希望の方は、下記のアドレスへ 

回答先アドレス 
info@atoppos.co.jp

◆7月の東京面談会

日時 令和5年7月29日(土)13時00分~17時00分

場所 東京 品川プリンスホテル Nタワー
面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 10800円(60分)
※メルマガ会員は半額 5400円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 面談申し込み)
       03-6869-7538
     

◆6月の金沢面談会

日時 令和5年7月8日(土)15:00~18時00分
   令和5年7月22日(土)15:00~18時00分

場所 アトポス金沢検査所 面談室(陽菜 ひな)
   金沢市伏見新町255 サンピア泉ヶ丘2階

面談担当者 赤嶺 福海

面談費用 10800円(60分)
※メルマガ会員は半額 5400円

申し込みは info@atoppos.co.jp (件名 金沢面談申し込み)
      076-280-2930

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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