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新薬ディクピセントの処方効果は?

新薬ディクピセントの処方効果は?
~これも大問題となる薬かも=費用対効果基準から~

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カニズム

 昨年4月より新薬認可に沿って処置し始められた『ディクピセント』だが、2週間に1度の処置で良いこと、薬理作用などが明確であることなどから期待され、各皮膚科で開始された。

 

 SNSなどで使用者確認すると、あまり変化はない、かなり良い、断然良い、これで改善まで行くかも・・などのツイートがあるが、最近のツイートでは、かなり効果ありという報告が多い。

 

 しかし、当方が考えるアトピー発症原因などから考慮すると、抗体を操作して本当の改善にいたるのだろうか?異物の侵入路は一切考えていないが大丈夫なのだろうか?

 

当方が考える現在の症状効果は、

 

①世界的に有名な製薬会社が開発していること
②治験結果も高いこと
③薬剤費用も高く効果があると思える
④2週間に1回でよいから処置も楽である
ステロイド剤の方々が高評価であること
⑥季節的に好調時期であること

 

などが考えられる。

 

逆に考えるとどうなるか・・・・?

①資金的に余裕のある企業なので、資金に物を言わせて認可をとった。

・・・いろいろと問題視される企業である。新薬認可審議会に資金流用となっていることは、過去のコラムでも書き込みました。

アトピー標準治療(ガイドライン)は製薬マネーが目的で作られた?② - アトピー医療の本当のこと

 ②治験結果は高いといっても58%であり

それもステロイド剤併用のデーターである。また、プラセボ対象者においても51%であった。ということは、ステロイド剤の影響大となる。

③薬剤費用は今後大問題となるでしょう。

3割負担で『約25000円』で月2回であれば、毎月『50000円』の出費となります。交通費などを入れればさらに高くなるでしょう。この金額だから、効果も大きいだろうと思っての処方であるために、体もその通りに最初は動くが、メカニズムを正確に理解出来ていないために、目の前の症状だけで判断となり、クスリへのイメージが低下したら、効果もなくなることは、この1年のご報告から判断できる。

【3割負担の方】
・初回(2本) 48,984円
・2回目以降(1本) 24,492円 

【1割負担の方】
・初回(2本) 16,328円
・2回目以降(1本) 8,164円 

 


④2週間に1回の処置でよいから、苦にならない。

しかし、その間にはこれまでと同様に、ステロイド剤・保湿剤処置をしなければならない。その後、ステロイド剤の離脱はどうするのでしょう?保湿剤の処置を止めた時にはどうなるのでしょう?何も処置していない方々は、発症の原因処置が出来ていないので、簡単には改善できないと予想される。さらに、数回病院で処置すると、注射器を渡し、自分で処置するように指導され、医者は薬を渡すだけでよくなり、注射することなく同等の利益となる。渡す時には、処置サポート費用が上乗せとなり、病院での注射と何ら変わりない費用となる。

 

 ⑤今は誰でも改善方向へ進む季節である。

『好調報告』は多いが、秋になると夏とは反対の逆転の季節信号となるので、体内でのステロイドホルモン産生は異常に少なくなり、ストレスや抗炎症作用は極端に落ち、症状悪化は間違いない。

 

⑥今後、数年経過すれば必ず大問題となる薬剤である。


製薬会社としては、どれくらいの期間を利益分岐点としているか不明だが、その間は、どんな方法を使っても使用し続けさせるであろう。製薬マネーは、国まで動かしている事を知ろう。

⑦出来れば早く、この状況を理解して大回りしないように、

そして時間とお金を無駄にしないように本当の治療へ向かうべきと、多くのSNSツイートやコメントを見て思うこの頃である。

 

【ディクピセントの参考記事等】


デュピクセントは、「IL-4」と「IL-13」という物質(サイトカイン※)の働きを直接抑えることで、皮膚の2型炎症反応(Th2細胞による炎症)を抑制する新しいタイプのお薬です。
アトピー性皮膚炎の皮膚の内部に起きている炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善します。

 

ディクピセントメカニズム

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カニズム2



【効果データー

 

デュピクセントによって「Th2型炎症反応によるAD(アトピー性皮膚炎)病態への影響」という項目が、全て逆方向に作用すると以下のようになります。
・皮膚バリア機能の強化、感染に対する防御機能の強化
・掻痒(痒み)の抑制による掻破行動の軽減、及びそれに伴う皮膚バリア機能の保護
・皮膚における炎症の軽減

 

素晴らしいです! これらを裏付けるデータも臨床試験にて得られています(公式サイトより引用)。

 

ステロイド外用薬で効果不十分な中等症以上のアトピー性皮膚炎の症状を改善しましたステロイド外用薬との併用療法)

■そう痒NRS(数値評価スケール)スコア変化率は投与開始後2週時には有意な低下を示し、16週時には-56.6%でした。
■EASIスコア変化率は投与開始後16週時に-80.1%、52週時に-85.0%でした。

 

このデータを簡単に表現すると、「デュピクセントを4ヶ月継続したところ、アトピー性皮膚炎の重症度は約80%改善した。痒みという点では約60%軽減した」ということです。そもそも「ステロイド外用薬で効果不十分な中等症以上のアトピー性皮膚炎症例」を対象とした臨床試験ですから、軽症の方は含まれていません。そう考えると、この結果は評価に値すると思われます。

 

デュピクセントは「これまでにないほど優れたアトピー性皮膚炎治療薬」となる可能性があります。治療の選択肢が増えたということは、患者様にとっても朗報です。しかしながら、こういった生物学的製剤に共通した特徴として、薬剤費は非常に高額です。

 

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赤嶺 福海

 

【赤嶺コメント】

 現在の医療とはお金がらみのシステムです。もう、自分の体は自分で守らないと、医者頼りでは一生駄目かもしれない。

 

 多くの方々が離脱されているが、失敗しているのは発症の要因・改善方法を知らずに進行しているからだ。脱ステ脱保湿脱入浴では改善出来ないのです。

 しっかり克服理論を理解して、『自分は●月●日に改善する』とシュミレーションを専門家と作成し、基礎整備をして取り掛かることが重要である。


次回は、さらに新薬の日本国内製造販売承認申請が行われ、通過の予定だそうです。
そのことについてお知らせします。

 

 

www.atoppos.co.jp

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赤嶺 福海

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