アトピーを本当に克服したいなら

真実の克服理論を公開し、現医療の裏側を暴く

【プレスリリースを斬る】また新薬が。誰のためのクスリなんだろう?

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少食・少欲

JT アトピー性皮膚炎治療薬としてデルゴシチニブを

承認申請 外用JAK阻害薬

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JT製薬



日本たばこ産業JTは1月31日、外用JAK阻害薬デルゴシチニブ軟膏(開発番号「JTE-052」」について、アトピー性皮膚炎の治療薬として同日に承認申請したと発表した。細胞内の免疫活性化シグナル伝達を担うJAKの働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制することで、自己免疫・アレルギー性疾患を改善すると期待される。

 

JTが創製し、鳥居薬品と共同開発。承認取得後は鳥居薬品が販売する。国内フェーズ3では、16歳以上のアトピー性皮膚炎患者を対象に行い、主要評価項目である投与開始日を基準とした最終評価時の mEASI スコアの変化率について、プラセボに対する優越性が確認されたという。

 

現在2歳以上の小児アトピー性皮膚炎患者を対象とした国内フェーズ3を進めている。

 

【赤嶺コメント】

いわゆる免疫抑制剤となる。約20年前に発売した『タクロリムス』(プロトピック軟膏)で大失敗している免疫抑制剤だが、何処か一部変化させての登場なのだろう。

 

これも軟膏タイプなので、皮膚奥へ浸透させながらの効果となるのだろうが、当然、皮膚がんの誘発は免れない。さらに、皮膚構成に重要な『皮膚常在菌』も大きく減少させることも予想され、処置部位の悪化も免れない。

 

皮膚改善のためのクスリなのに、皮膚悪化が予想される商材認可は、誰が考えても大問題でしょう。

 

そして、次段階では2歳まで年齢を下げることになるようだ。もう、誰がこんな恐ろしい環境を止めるんだろうか?被害者団体を作って訴訟しても遅い。ハンセン病訴訟と同様に80年後では何の意味もない。誰もが予想できるこの問題を誰が止めるの?

 

『製薬マネー』には勝てないか。

 


次々と新薬が認可されるようであるが、本当に患者のためとなる薬は開発されていない。というより、彼らの研究では本物は開発できない。と言い切れる。ブラックボックスが見えていない研究者に、そのゴールはない。

 

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赤嶺 福海

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アトピーの方が多く行く北海道『豊富温泉』のローションが発売・・大丈夫かなぁ?

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楽に楽に

『豊富温泉スキンケアローション・塗る豊富温泉』で、”奇跡の湯”とも称される北海道 豊富(とよとみ)温泉の恵み・栄養成分を自宅で手軽に感じられる!

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豊富温泉ローション・クリーム

【赤嶺コメント】

と、最近サイトやSNSで多く見かけると思いますが、北海道『豊富温泉』のローションが、先日、開発販売された。そうだよね、対象者が来るのは北海道で大変だから、その恩恵が自宅でも受けられるという謳い文句の『豊富温泉ローション・クリーム』。来客の多さを感じて、通販できるものはと誰もが考える。ただ、豊富温泉湯治をされた方々の殆どが改善されたのであれば、少しは理解できるが、パラベン、鉱物油、アルコール、合成着色料、香料フリーで解決できるのだろうか?

 

【リリース】

敏感肌の人も安心して使えるようにと刺激の強い商品は一切配合せず、赤ちゃんから大人まで、家族で使える嬉しい商品なのだ。
『豊富温泉スキンケアローション・塗る豊富温泉』で、”奇跡の湯”とも称される北海道 豊富(とよとみ)温泉の恵み・栄養成分を自宅で手軽に感じられる!

『豊富温泉 スキンケアローション』(250ml・税抜2,400円・2019年6月発売)は、豊富温泉水30%(源泉換算)、生まれつき表皮に存在するヒトガタセラミド、植物由来のセラミドが3種配合されており、肌バリア機能を高めながら、高品質のスキンケアを実現してくれる。
『豊富温泉スキンケアローション・塗る豊富温泉』で、”奇跡の湯”とも称される北海道 豊富(とよとみ)温泉の恵み・栄養成分を自宅で手軽に感じられる!

手に取ると、さらっとした肌当たりで、肌にスッっとなじむのが心地よい。


『豊富温泉スキンケアローション・塗る豊富温泉』で、”奇跡の湯”とも称される北海道 豊富(とよとみ)温泉の恵み・栄養成分を自宅で手軽に感じられる!


体に浸透しやすいとされるアルカリ性高張性の豊富温泉だからこそ成せる技だ。水分保持機能の高いセラミドは、洗顔後につけることで、しっとりな肌を持続させてくれる。
『豊富温泉スキンケアローション・塗る豊富温泉』で、”奇跡の湯”とも称される北海道 豊富(とよとみ)温泉の恵み・栄養成分を自宅で手軽に感じられる!

『豊富温泉 塗る豊富温泉』(40ml・税抜3,000円・2019年6月発売)は、体全体に使えるすぐれもの。内蓋と小さなヘラが入っているので衛生的。
『豊富温泉スキンケアローション・塗る豊富温泉』で、”奇跡の湯”とも称される北海道 豊富(とよとみ)温泉の恵み・栄養成分を自宅で手軽に感じられる!

豊富温泉水40%(源泉換算)、3種の、ヒトガタセラミド・植物由来のセラミドに加え、スクワランやホホバオイルなど天然由来の油分を配合しているので、温泉に浸かった後のような、あのしっとりとした肌を感じることができるだろう。

 

肌にのせると、豊富温泉の働きを感じられるはずだ。炭酸泉は血行を促進したり肌を洗浄する作用を高めてくれるし、肌のコンディションを改善してくれる生理食塩水に近い塩分濃度や、日本でもトップクラスの含有量を誇るメタホウ酸(殺菌作用)、マグネシウム(抗炎症作用)、メタケイ酸(美肌作用)など、とりわけ肌にとって、これでもか! というほど、書ききれないほど嬉しい働きがつまっているとってもありがたいお湯なのだ。

もちろん敏感肌の人が安心して使える、5つのフリー(パラベン、鉱物油、アルコール、合成着色料、香料)だけでなく、敏感肌専用のパッチテストも実施。アトピーなど肌トラブルに悩む人だけでなく、美肌を手に入れたい人にも、豊富温泉を毎日のスキンケアに取り入れてみてはどうだろうか?

 【再度赤嶺コメント】

温泉のphが弱アルカリといえば、皮膚の弱酸性とは真逆となるし、雑菌も排除できるが重要な皮膚常在菌も徐々に減少することになるが大丈夫?そうか、弱アルカリ度が強いので、雑菌が排除され一時的に改善したような感覚となるのだろう。炭酸泉は悪くはないと思うが、弱アルカリが皮膚へ浸透しすぎれば、空気中の雑菌も後には繫殖することになるし、皮膚常在菌の減少により新たな侵入路がで来ることになるが大丈夫なのだろうか?

 

さらに、保湿成分のスクワランとホバオイルも含まれており、皮脂成分と同様の感知となれば、自力での皮脂分泌ができなくなる様な気もするけど、、、自分だけかなぁ?おそらく、この開発者は、皮膚構造をあまり理解されていないような気がする。特に皮膚が正常化するのに重要な皮膚常在菌の存在を意識しなくては、本当のアトピー商材を開発することは出来ないと思う私見

 

だったら、単純に『炎症部位の雑菌を排除し、周囲の有用菌を保護するローション商材』が良いのでは?と思う。それは、雑菌排除のための一部素材とph4であり、周囲の有用菌保護の為に乳酸菌生産物質を含有させている。当方推薦の『四輝水』。あ、宣伝してしもうたぁ。

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四輝水

 

豊富温泉の成分が、どのようなメカニズムで肌に作用しているのか?通常温泉との差は何なのか?それも示されていないし、温泉入浴経験者のその後の調査なども知らされていない。当方の関連者では、確実に再発している。それは、皮膚常在菌の問題もあり、アトピー克服の基礎整備が出来ていないからだと思う。これまでの経験上、アトピー性皮膚炎が温泉療法で本当の改善はない。と、断言できる。

 

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らい予防法違憲国家賠償訴訟の終結を見て(ハンセン病)

※らい予防法違憲国家賠償訴訟とは日本の著明な国家賠償訴訟のひとつ。ハンセン病に罹患した患者を伝染のおそれがあるとして強制隔離することを定めたらい予防法が、日本国憲法違憲であるとして提起した国家賠償訴訟である。

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先日、ハンセン病患者が起こした国への訴訟に勝利した。らい予防法にて隔離され、自由を奪われ、その家族においても差別された国策が違法と、それも終焉まで80年掛かったのだ。人生80年、、大事な時期には、本人も家族もその恩恵を受けられなかった。苦しい人生だったと思う。

 

成人のアトピー性皮膚炎も、隔離はされないが、社会環境から厳しい仕打ちを受けている。国の定めたガイドラインに沿って行なわれた治療が、見た目の問題で、厳しい現実を余儀なくされていることは、多くのSNSやブログ・サイトで確認できる。

 

その真っ只中に居る小生は、痛いほどその状況を理解している。ハンセン病数の数百倍が、その厳しい現実の真っ只中である。

 

国はまだ、その現実を紐解こうとしない。医者や製薬会社を守り、税金で生活している官僚たちは我が私腹のための天下りや就職の為だけにこの現実を隠している。

 

この先、誰がこの現実から救いの手を出すのだろう?今の国会議員ではまず無理だろう。元エイズ患者の川田龍平議員に期待するも、もう20年間、医療問題に対する目立った活動も行なっていない。

 

今回の参議院選挙のように、『NHKを国民から守る党』のように1点に絞った政党を作って、奥深く探ることと、国民へ向けて現実を報道する党を作らなければ、進まないのだろう。アトピー性皮膚炎の現実を知らせる党』のような政党が出るのを待つか、自分で作って打って出るか・・・・。クラウドファンディングや寄付しかないね。

 

自分が活動できるのは、あと数年。何とかせにゃあかんね。

 

今回のようなハンセン病問題の二の舞にならないようにと祈るばかりである。

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赤嶺 福海

 


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医者って、脅し文句が多いと思わない?

医者って、脅し文句が多いと思わない?

 

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がん患者に

 

医者『はっきり言います。あなたに残された命は半年です』

 

患者『うううぅぅぅ~』

 

と、泣き出したり、呆然とする姿を再現テレビなどで見かける。


どんな気持ちなんかねぇ?その医者って。

 

そんな宣告する権利あるの?

 

 

告知する人間は、それ以前に、その病気を改善できる方法を会得している医者にして欲しいよね。


相手がどんな顔するか楽しんでるんかなぁ?

 

サゾじゃん。

 


アトピーの子供を持つお母さんに

 

医者『この子をこのままにしてそれでも母親ですか!』

  『お母さん、この子、このままだと死にますよ』

  『このままステロイド剤塗らないのなら、児童相談所へ通報しますよ』って、、、

 

お前が克服理論を会得し、改善させられれば、こんなことは起きないんだよぉ。

 

って言いたいよねぇ。

 

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新薬ディクピセントの処方効果は?

新薬ディクピセントの処方効果は?
~これも大問題となる薬かも=費用対効果基準から~

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カニズム

 昨年4月より新薬認可に沿って処置し始められた『ディクピセント』だが、2週間に1度の処置で良いこと、薬理作用などが明確であることなどから期待され、各皮膚科で開始された。

 

 SNSなどで使用者確認すると、あまり変化はない、かなり良い、断然良い、これで改善まで行くかも・・などのツイートがあるが、最近のツイートでは、かなり効果ありという報告が多い。

 

 しかし、当方が考えるアトピー発症原因などから考慮すると、抗体を操作して本当の改善にいたるのだろうか?異物の侵入路は一切考えていないが大丈夫なのだろうか?

 

当方が考える現在の症状効果は、

 

①世界的に有名な製薬会社が開発していること
②治験結果も高いこと
③薬剤費用も高く効果があると思える
④2週間に1回でよいから処置も楽である
ステロイド剤の方々が高評価であること
⑥季節的に好調時期であること

 

などが考えられる。

 

逆に考えるとどうなるか・・・・?

①資金的に余裕のある企業なので、資金に物を言わせて認可をとった。

・・・いろいろと問題視される企業である。新薬認可審議会に資金流用となっていることは、過去のコラムでも書き込みました。

アトピー標準治療(ガイドライン)は製薬マネーが目的で作られた?② - アトピー医療の本当のこと

 ②治験結果は高いといっても58%であり

それもステロイド剤併用のデーターである。また、プラセボ対象者においても51%であった。ということは、ステロイド剤の影響大となる。

③薬剤費用は今後大問題となるでしょう。

3割負担で『約25000円』で月2回であれば、毎月『50000円』の出費となります。交通費などを入れればさらに高くなるでしょう。この金額だから、効果も大きいだろうと思っての処方であるために、体もその通りに最初は動くが、メカニズムを正確に理解出来ていないために、目の前の症状だけで判断となり、クスリへのイメージが低下したら、効果もなくなることは、この1年のご報告から判断できる。

【3割負担の方】
・初回(2本) 48,984円
・2回目以降(1本) 24,492円 

【1割負担の方】
・初回(2本) 16,328円
・2回目以降(1本) 8,164円 

 


④2週間に1回の処置でよいから、苦にならない。

しかし、その間にはこれまでと同様に、ステロイド剤・保湿剤処置をしなければならない。その後、ステロイド剤の離脱はどうするのでしょう?保湿剤の処置を止めた時にはどうなるのでしょう?何も処置していない方々は、発症の原因処置が出来ていないので、簡単には改善できないと予想される。さらに、数回病院で処置すると、注射器を渡し、自分で処置するように指導され、医者は薬を渡すだけでよくなり、注射することなく同等の利益となる。渡す時には、処置サポート費用が上乗せとなり、病院での注射と何ら変わりない費用となる。

 

 ⑤今は誰でも改善方向へ進む季節である。

『好調報告』は多いが、秋になると夏とは反対の逆転の季節信号となるので、体内でのステロイドホルモン産生は異常に少なくなり、ストレスや抗炎症作用は極端に落ち、症状悪化は間違いない。

 

⑥今後、数年経過すれば必ず大問題となる薬剤である。


製薬会社としては、どれくらいの期間を利益分岐点としているか不明だが、その間は、どんな方法を使っても使用し続けさせるであろう。製薬マネーは、国まで動かしている事を知ろう。

⑦出来れば早く、この状況を理解して大回りしないように、

そして時間とお金を無駄にしないように本当の治療へ向かうべきと、多くのSNSツイートやコメントを見て思うこの頃である。

 

【ディクピセントの参考記事等】


デュピクセントは、「IL-4」と「IL-13」という物質(サイトカイン※)の働きを直接抑えることで、皮膚の2型炎症反応(Th2細胞による炎症)を抑制する新しいタイプのお薬です。
アトピー性皮膚炎の皮膚の内部に起きている炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善します。

 

ディクピセントメカニズム

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カニズム2



【効果データー

 

デュピクセントによって「Th2型炎症反応によるAD(アトピー性皮膚炎)病態への影響」という項目が、全て逆方向に作用すると以下のようになります。
・皮膚バリア機能の強化、感染に対する防御機能の強化
・掻痒(痒み)の抑制による掻破行動の軽減、及びそれに伴う皮膚バリア機能の保護
・皮膚における炎症の軽減

 

素晴らしいです! これらを裏付けるデータも臨床試験にて得られています(公式サイトより引用)。

 

ステロイド外用薬で効果不十分な中等症以上のアトピー性皮膚炎の症状を改善しましたステロイド外用薬との併用療法)

■そう痒NRS(数値評価スケール)スコア変化率は投与開始後2週時には有意な低下を示し、16週時には-56.6%でした。
■EASIスコア変化率は投与開始後16週時に-80.1%、52週時に-85.0%でした。

 

このデータを簡単に表現すると、「デュピクセントを4ヶ月継続したところ、アトピー性皮膚炎の重症度は約80%改善した。痒みという点では約60%軽減した」ということです。そもそも「ステロイド外用薬で効果不十分な中等症以上のアトピー性皮膚炎症例」を対象とした臨床試験ですから、軽症の方は含まれていません。そう考えると、この結果は評価に値すると思われます。

 

デュピクセントは「これまでにないほど優れたアトピー性皮膚炎治療薬」となる可能性があります。治療の選択肢が増えたということは、患者様にとっても朗報です。しかしながら、こういった生物学的製剤に共通した特徴として、薬剤費は非常に高額です。

 

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赤嶺 福海

 

【赤嶺コメント】

 現在の医療とはお金がらみのシステムです。もう、自分の体は自分で守らないと、医者頼りでは一生駄目かもしれない。

 

 多くの方々が離脱されているが、失敗しているのは発症の要因・改善方法を知らずに進行しているからだ。脱ステ脱保湿脱入浴では改善出来ないのです。

 しっかり克服理論を理解して、『自分は●月●日に改善する』とシュミレーションを専門家と作成し、基礎整備をして取り掛かることが重要である。


次回は、さらに新薬の日本国内製造販売承認申請が行われ、通過の予定だそうです。
そのことについてお知らせします。

 

 

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赤嶺 福海

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【プレスリリースを斬る】1才発症から現在44歳まで克服なし・・・諦めた

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【赤嶺コメント】お読みになる前に一言。この方は、作家・活動家をされている44歳の女性です。この厳しい人生を、通常の方は理解できないかもしれませんが、アトピー性皮膚炎を患っている方々の多くは、この幼少時代から恐ろしい経験をされてきていることなのです。

 

この一因には、日本のアトピー医療の問題があります。一生80年で約1gしか産生されないステロイドホルモンを、恐ろしい量を処方します。ある大学の皮膚科教授は『1ヶ月200gまでは大丈夫』と200生分の量を処方しても良いというのです。

 

このステロイドホルモンは、人間の体に大きく影響し、超微量で体を大きく変化させるのです。一時的改善は見えても、その反動による影響は激しく、今回のように数十年の継続となるのです。

 

この状況を見ることなく、未だにアトピー医療は、手を変え品を変えステロイド剤からプロトピック軟膏、最近ではディクピセントという抗体操作をさせる恐ろしいクスリまで処方し続けています。

患者が良くなろうが悪化しようが死のうが、彼ら(アトピー医療関連者)には一切関係ないのです。ガイドラインに守られているからなのです。このアトピー治療ガイドラインも、製薬会社・皮膚科学会・厚生労働省官僚による三つ巴でウインウインウインの作成となっているからです。

 

このガイドラインを信用させる告知も資料も全て税金で作られています。そして、その被害者は、納税者である国民なのです。

 

幼少期より苦しんだ人生を、だれが保証するのでしょうか?今の政治家でもこの解決は出来ません。ということは、この本当のことを知って、ご自身で解決する理論を会得し、薬を使用しないことしか解決することは出来ません。

 

それで私は、多くの克服サポート経験を元に、いろいろな分野で理論告知をしているのです。25年間の経験から、この理論は克服のための重要ポイントであり、克服率90%を超えています。

 

 

アトピーを1歳で発症し、スクールカースト「常に低め」だった私。コンプレックスを克服することないまま40代に

 

同窓会には一生出ないし、何かあっても地元に生活の拠点を移すことはないだろう。自分がどれほど経済的に困窮しても、親が病気になったり介護が必要になっても、自分自身が重い病になったとしても、その選択肢は最初から消されている。


自分は汚く、醜く、人より劣っていると思っていた子供時代
声がデカい人が怖い。

テンションが高い人も、いわゆるヤンキー的オーラを放つ人も、スクールカースト高めだったっぽい人も、「アウトドア」とか「アクティブ」なんて単語が似合う人も、過剰に前向きな人も、そして何より「ウェーイ」とか言う人なんて怖くて怖くて仕方ない。

安心できるのは、挙動不審な人、おどおどしてる人、弱気そうな人、「イエーイ」とか言ってハイタッチとかしそうにもない人、ハイタッチしようとしてもタイミングが悪くて誰ともできない人、どこから見てもインドアで後ろ向きなオーラを放つ人――などだ。

 なぜ、そのような傾向となったのか

現在44歳の私だが、原因は30年前、中学生の頃に遡る。まぁ、話は簡単だ。よくあることだ。いじめに遭っていたのである。

 

小学生の頃から、カースト低めとして過ごしていた。というか物心もつかないような頃から、引っ込み思案で隠れるようにして生きていた。それには明確な理由がある。一歳でアトピー性皮膚炎を発症したことだ。幼き頃、誰かに腕や足、顔にある発疹について何かを言われたとか明確な記憶はない。けれど、小学校低学年頃には、自分は汚く、醜く、人より劣っていて、そのような人間が目立つようなことをしては決していけないのだと思っていた。いわば率先して、「日陰の人生」を歩んでいたのである。

 

 

そうすることによって、いじめをあらかじめ回避していた部分もあった。目立ちさえしなければ、調子にさえ乗らなければ、学校というトラップだらけの場所でも生きていけるのでは。時に手に包帯を巻き、顔には一目でアトピーとわかる赤みや荒れがあり、それらが季節の変わり目には決まって悪化し、常に身体のどこかを掻きこわして血を滲ませている自分が生きていくには、片隅で息を潜めているしかないと思っていた。

 

中学時代には、いじめのターゲットに

 

小学生までは、この作戦はそれなりに成功した。しかし、常にカーストは低めだった。率先して目立たないようにし、誰の言うことにもニコニコしていたのだから当然といえば当然だろう。とにかく、人が不快にならないよう精一杯笑顔でいるようにしていた。理不尽なことを言われてもされても、笑っていた。よって、私はいつも誰かのパシリのような存在だった。

 

「お菓子買ってきて」と言えば笑顔で買いに走り、「漫画貸して」と言われて貸せば返ってくることはなく、「これ払っといてー」とマイルドなカツアゲは日常。みんなで遊ぶ約束をしても私だけが別の待ち合わせ場所を指定されて合流できず、だけど、友達関係というのはそういうものだと思っていた。「ひどいよー」と言いながらも笑っていた。時々、笑っていると涙が出そうになったけれど、ここで泣いたらすべてが終わりだと思って唇を噛み締めていた。

 

友人たちは、私が少しでもはしゃいだりすると「◯◯(本名の苗字)のくせに」と諌めた。◯◯なんだから、楽しそうにしてはいけない。みんなでお前の醜さを見逃してやってるんだから、その恩を忘れて調子に乗ってはいけない。そう言われてる気がした。「◯◯のくせに」という言葉は私を縛り付ける呪いの言葉で、今もどこかで引きずっている。

 

そんな人間が、弱肉強食を地でいく「80年代後半の中学校」という「野生の王国」に放り込まれたらどうなるか。当然、いじめのターゲットになる。オドオドして、いつも人の目ばかり気にして、しかも一目でわかるコンプレックスを晒して歩いているのだ。誰かの「あいつ、ちょっとアレじゃない?」の一言で、教室の、部活の、グループ内の空気は一気に変わる。こいつがターゲットとなりました、というアナウンスとともにゴングが高らかに鳴る瞬間だ。その度に、死刑宣告を受けたような気持ちで自分の心をフリーズさせた。今考えても、あんな日々をよく生き延びたと思う。

 

「冴えない誰か」は踏みつけていいと思っている人たち

 

そんな10代を経て、私は人が怖くて怖くて仕方なくなった。特に声がデカかったり、堂々としてたり、ヤンキー臭を漂わせた人たちだ。それはそのまま、私をいじめた人たちの特徴だった。いじめられなくても、学校にいるその手の人々が心底苦手だった。例えば朝、教室のドアを開けるところから緊張を強いられる。たまにカースト上位生徒たちが、教室の真ん中に集まって楽しそうにおしゃべりしているからだ。

 

そのうちの一人は、私の机の上に腰掛けている。動悸が激しくなり、全身から嫌な汗が滲む瞬間だ。もちろん、身分が最下位の私が上位生徒に声をかけることなど許されない。上位生徒は私がオロオロしていても視界になど入らない。入ったとしても、そもそも「人間」にカウントされていないので事態はひとつも動かない。

 

学校を出ても、その手の人たちはどこにでもいた

 

自分たちが「世界の中心」で、「冴えない誰か」はいくらでも踏みつけていいと思っている人たち。自分がここにいていいのかな、とか生きていていいのかな、とかその手の疑問に蝕まれてないっぽい人たち。そんな人たちを前にすると、私はたちまち挙動不審になってしまい、そのことが彼らの無神経な言葉や態度を誘発した。

 

「克服」しようとすることは一切やめた

 

ある時期までは、「テンション高めの人が怖い」というコンプレックスを克服しようとしていた。しなくちゃいけないと思っていた。昭和の根性論満載の時期に義務教育を受けた人間の宿命だろう。「恐怖」や「苦手」は「打ち勝たなければならないもの」「乗り越えなければならないもの」と刷り込まれていた。よって、私は自らに「苦手人種と関わる」ことを強いた。「恐怖にあえて突入する」という特攻作戦だ。しかし、当然のように玉砕した。上位の人間が、下位の人間の身分制度を無視した振る舞いを見逃すはずなどないのだ。

 

ということで、ある時期から、「克服」しようとすることは一切やめた。諦めたのだ。人が怖い。この場合、もっとも簡単で有効な解決策は「そもそも人と関わらない」ということである。するとどうだろう。そこには湖面のような平安が広がっていた。が、孤独は容易に人を追い詰める。

 

そこから私は、「過去、いじめられてそうな人」「自分と同じように弱い人」「カースト低めの人」とばかり付き合うようにした。そこに広がっていたのは、平和で平穏で、ハイタッチや「ウエーイ」やバーベキューや真夏の海などとは無縁の世界だった。生まれて初めて、私は「傷つかないコミュニケーション」を手に入れた。以来、声のデカい人やテンション高めの人からはダッシュで逃走するという方法で生きている。

 

一生付き合っていく」と決めたら、どうでもよくなった

 

もうひとつ、自分に自信を失うきっかけとなったアトピーについても、克服しようとすることをやめた。小学生の頃は「中学生になれば治る」、中学生の頃は「高校生になれば治る」、高校生では「大人になれば治る」と言われたアトピー。が、私のアトピーは今も治っていない。

 

そんなアトピー業界に、90年代、激震が走った。私が20代の頃だ。アトピーの治療に使われる「ステロイド」への大きなバッシングが起きたのだ。副作用や、ステロイドを使っている限りアトピーは治らないと言われるようになり、「完治」を目指す人たちが様々な民間療法的なものにハマって「脱ステロイド」する人が続出した。

 

のちに「アトピービジネス」と名付けられたそれらの多くは医学的根拠のないものだったのだが、1歳からさんざんアトピーに悩まされた私も「完治できるなら」と様々な療法にハマり、結局は症状を悪化させ、お金と時間を膨大に無駄にした。

 

そのようなことを経て、私はアトピーを克服することもやめた。克服を目指そうとすることも。今も皮膚科に通い、ステロイドをもらってコントロールしている。もちろん完治はしていない。しかし、完治を目ざさなくなって、大分楽になった。小さな頃から「治る」「治る」と言われてきたから辛かったのだ。

 

もう「一生付き合っていく」と決めてしまったら、

 

いろいろどうでもよくなった。アトピービジネスに多くの患者が騙された背景には、「完治」「完全克服」への狂おしい欲求があったのだと思う。だけどその熱狂的な思いは、怪しげな民間療法にとっては絶好のカモなのだ。

 

実家に帰ると、今でも残る恐怖心


さて、アトピーのみならずいじめもまったく克服していない私は、44歳になった今も、実家に帰ると家からほとんど出ない。絶対に、一人では外出しない。なぜなら、地元には同級生がいるからだ。30年経っても、「自分をいじめた相手に偶然遭遇したらどうしよう」という恐怖心からまったく解放されていないのである。18歳で実家を出て上京してから、帰省するたびにずっとそうだ。一人で出歩いていじめっ子に会ってしまった瞬間、すべてが崩れてしまう気がするのだ。

 

だから私は、同窓会には一生出ないし、何かあっても地元に生活の拠点を移すことはないだろう。自分がどれほど経済的に困窮しても、親が病気になったり介護が必要になっても、自分自身が重い病になったとしても、その選択肢は最初から消されている。そう思うと、いじめとは、どれほど罪なものかとも思う。そういうことは不便だけど、そういうものと諦めてしまえば、克服しようとしていた時より気分的には楽だ。

 

ということで、コンプレックスを克服せず、ごまかしながら生きている人間もいるということを、何かのついでに思い出してくれたら嬉しい。

 

【赤嶺コメント】あと40年の人生がある。何とか頑張って、健康体となって、もともと持ち合わせているDNA通りの人生を取り戻して欲しい。何処かでお会いしたいですね。

 

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赤嶺 福海

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